MAPs

1. 操作・設定に関するQ&A

Q1. 外来迅速検体検査加算は自動算定できますか

マスター情報で「外来迅速検体検査加算」の対象と指定した検査マスターをカルテ入力した場合、

「外来迅速検体検査加算」は実施&算定画面で「算定」で表示されます。

■マスター情報の設定

①カルテ入力画面>検査依頼を選択します。

②「外来迅速検体検査加算」を算定したい検査項目を右クリック>マスター情報を選択します。

③外来迅速検体検査加算 を「対象」に変更し「登録」します。

Q2. 作成した特定器材の単位を変更したい

下記作業を行ってください

 ①「カルテ入力」画面 → 「マスター検索」画面を表示し、作成した特定器材のマスターを検索します。(例:ソフトシーネ 下肢用)

②該当マスターを右クリックし、マスター情報を選択すると、「マスター情報」画面が表示されますので、[マスターを編集する]をクリックします。

③「マスターメンテナンス(特定器材採用マスター)編集」画面が表示されますので、[単位]の▼をクリックし、変更したい単位を選択します。

 

④登録で終了します

Q3. リフィル処方可・回数欄に二重線をつけないようにしたい

 【設定変更方法】

①会計精算画面>窓口帳票ボタンの右にある設定メニュー>帳票設定 をクリックします。

②帳票欄にて処方箋を選択後、「リフィル処方ではない場合の印字」設定をリフィル可の欄に取り消し線を引かない に変更し、[F12 登録]をクリックし、画面を閉じます。

Q4. 施設基準を新しく登録する、または変更する方法を教えてください。

管理者権限のIDで以下の設定を行ってください。

【設定画面】

①業務メニュー(上部のメニュー)の「環境設定」>「医療機関情報設定」をクリックします。

②画面左側のカテゴリーより「届出受理済の施設基準」をクリックします。

※改正時は、改正メニューより作業いただくこともできます。

【1】新たに施設基準の届出を行ったり、変更があった場合

①「届出受理済の施設基準一覧」画面より、[施設基準新規追加]をクリックします。

②「施設基準一覧」が表示されます。届出が受理されている施設基準を検索します。画面左下のキーワードに該当施設基準の一部名称を入力し、[検索]ボタンをクリックします。

③検索結果が表示されますので、届出された施設基準のチェックをONにします。登録する施設基準が他にもあれば、同様に検索いただきチェックをONにしてください。

④届出している施設基準のチェックをONにしましたら、[施設基準追加]ボタンをクリックします。

⑤「届出受理済みの施設基準一覧」画面に戻ります。追加した施設基準について、「開始日」を設定し、[保存]ボタンをクリックします。

⑥「閉じる」ボタンをクリックすると、「登録した内容を反映するには再ログインする必要があります」とメッセージが表示されます。[OK]をクリックすると、MAPs for CLINIC が終了し再度ログイン画面が表示されます。

【2】施設基準の届出は不要だが、条件を満たしており算定できる加算の場合

(実施&算定画面に加算を自動表示させたい場合)

①「その他の施設基準一覧」タブをクリックし、[施設基準新規追加]をクリックします

②「施設基準一覧」が表示されます。算定するすべての診療行為項目のチェックをONにします。その後[施設基準追加]ボタンをクリックします。

③「その他の施設基準一覧」画面に戻ります。追加した施設基準について、「開始日」を確認し、[保存]ボタンをクリックします。

④「閉じる」ボタンをクリックすると、「登録した内容を反映するには再ログインする必要があります」とメッセージが表示されます。[OK]をクリックすると、MAPs for CLINIC が終了し再度ログイン画面が表示されます。

Q5. カルテの修正履歴を確認したい。

カルテを修正した履歴を確認することは可能です。復旧は出来ません。

【確認方法】

①「受付一覧」画面の[患者で調べる]タブから、カルテの修正履歴を確認したい患者様を呼び出します。

②直近10回分の日付が表示されます。(10回以上前を確認したい場合は、画面真ん中の下の方にある+10のボタンでさらに10回分を追加で表示させることが可能です)

③カルテの履歴や修正した内容の確認を行いたい日付をクリックした際に表示されるメニューの中にある「カルテ修正履歴を表示する」をクリックします。

④修正した履歴が存在する場合、画面左側に修正した日時の一覧が表示され、確認したい日付を選択すると、選択したカルテの内容と、変更後の内容の比較画面が表示されます。

Q6. 同じ薬を容量違いまたは錠数違いである曜日だけ服用の指示を出す場合、どのように入力すればいいか(隔日投与指示)

 2パターン入力方法があります

パターン1.「コメント・用法入力」画面より用法補足コメントを入力する

①隔日投与の指示をする薬品を入力後、[用法を選択する]をクリックします。

※使用する服用法が候補にあがってきても、[用法を選択する]をクリックしてください

②「コメント・用法入力」画面が表示されますので、該当の用法を選択し、画面下部の用法補足コメント入力欄に、図のように服用する曜日を入力し、[F12 カルテに入力]をクリックします。

⑤「カルテ入力」画面に戻り、コメントが反映されます。

⑥別の曜日に服用する薬品を入力し、手順①~②の作業を行います。

パターン2.用法を入力後、用法欄を右クリックして用法補足コメントを入力する

①隔日投与の指示をする薬品を入力後、用法を入力します。

※今回の場合はサジェストに表示された[1日2回 朝・夕食後]をクリックします。

②入力した用法を右クリックし、[用法補足コメントを入力]をクリックします。

③「用法補足コメント入力」画面が表示されますので、図のように服用する曜日を入力し、[F12 カルテに入力]をクリックします。

④「カルテ入力」画面に戻り、コメントが反映されます。

Q7. 自己負担上限のある公費の保険登録・自己負担上限の管理方法を教えてください。

保険登録(例:公費21 精神通院医療の場合)

②負担者番号欄に「21」(または「15・16」)から始まる公費番号と受給者番号を入力します。

④受給者証や負担管理票を確認し、※負担上限額欄に限度額を入力します。

⑤[F12 登録して来院設定をする]をクリックして、次に進んでください。

⑥診療行為を入力後、[会計精算]に進むタイミングで、「負担区分設定」画面が表示されます。

全てに公費対象のチェックが入っていますので、公費対象外の項目がある場合は、「レ」を外してください。

⑦公費対象を選択後、[F12 登録]ボタンをクリックすると、「自己負担上限管理票」画面が表示されます。他医療機関分の上限額管理設定が必要な場合は、次をご確認ください。不要な場合、[F12 閉じる]ボタンをクリックすると会計精算画面に進みます。

※他医療機関(薬局等)において自己負担がある場合は、会計精算画面で自己負担額の上限管理の登録を行うことができます。

①会計画面 右側の[上限管理票]ボタンをクリックし、上限管理票の入力を行います。

②「自己負担上限管理票」画面が表示されます。他医療機関分の自己負担額を入力する場合は、[上に挿入する]をクリックします。 

③「他院分」の行が増えますので、「自己負担額(円)」の欄に手動で金額を入力します。来院日枠をクリックすると日付の変更が可能です。

④他医療機関分の自己負担額が入力できましたら、[F12 登録]をクリックします。金額の変更があった場合は 、[F12 登録]をクリックした後上記のメッセージが表示されます。[OK]をクリックしてください。

⑤会計精算画面に戻ります。

Q8. 作成して保存した文書を再度編集したい。どのようにしたら編集できますか?

一度保存された文書については、作成済み文書となり再度編集していただくことができません。

以下の手順にて編集をお願いいたします。

①受付一覧やカルテ入力画面等から該当患者の[発行文書]を選択します。

②「文書選択」画面が表示されますので、「作成済み文書」タブをクリックし、編集したい文書を選択し、画面下部にあります [複写して新規文書作成] ボタンを選択します。

➂「文書作成」画面に保存されていた文書がコピーされた状態で表示されます。こちらの文書にあらためて編集を行ってください。

Q9. 登録している病名がレセプトに表示されません

傷病名入力画面でレセプトに印字する/医保 にチェックが入っているか

傷病名をダブルクリックし、「傷病名入力」画面の保険種別で医保にチェックが入っているか

レセプト印字するにもチェックが入っているか

入っていない場合は、チェックを入れると反映されます。

入っていても印字されない場合保険の有効期限をご確認ください

Q10. セット登録がしたい。

カルテ入力画面に入力されているカルテ内容を元にセットを作成できます。

①セット登録を作成したい内容を表示させ、画面右下の「+セット登録」を押下します。

②下記の選択画面が表示されます。いずれかを選択して[F12 OK] を押下します。

③「カルテ登録」画面が表示されます。

 ④ ②、③それぞれの設定を行い、最後に[F12 登録] を選択してください。

Q11. シェーマ画像を、Office文書(Word /Excel 等)にコピーして貼付することはできますか?

画像データではないので貼り付けることはできません

Q12. MAPsで検査結果の自動取り込みを設定していますが、検査結果が自動で取り込まれない事がある

常駐ツール「C:¥Program Files¥MAPs for CLINIC¥bin¥GaibuRenkeiApplication.exe」、「C:¥Program Files¥MAPs for CLINIC¥bin¥GaibuRenkeiApplication.exe」を手動で実行しなおしてください。

Q13. 誤って取り込んだ検査結果を削除することはできるか

削除できます。

①業務メニュー →「検査業務」→「検査結果を確認する」を選択します。

②検査結果削除したい基準日を(診察日or取込日)どちらか指定し、「検索」をクリックします。

③「検査結果削除」をクリックします。

④削除したい検査結果を選択し、画面右下の「選択した結果を削除」をクリックします。

Q14. 削除した検査データは復旧できるか

誤って削除した場合は、復旧することはできません。

復旧する場合は、検査会社に検査結果を依頼して再度取り込みしてください。

Q15. 請求業務 >「ステップ2  点検」に、請求済みの過去診療分が上がり続ける

請求業務のステップ3、手順3や4の請求確定設定で作成済に設定した後、手順完了で「完了しました」ボタンをクリックすると、「作成状況」が空欄になっているレセプトは自動で請求保留に設定され、翌月以降の集計に表示されます。

請求業務 >ステップ1 請求しないレセプトを除外する

“レセプト以外での請求分”のタブに、「請求保留」のレセプトが残っていないかご確認下さい。

作成状況が空欄の状態で「完了しました」を押下しないよう、ご注意下さい。

実際には請求済であるが「ステップ2 点検」に上がり続け、“レセプト以外での請求分”のタブで、請求保留になってしまっている分については、各請求年月ごとに下記作業を行っていただく事で、チェックの一覧には上がらなくなります。

 〇「レセプト以外での請求分」タブで”請求対象”に変更して保存する。

 〇ステップ3で該当保険タブを開き、「完了を取り消しする」ボタンをクリックする。

 〇手順3の「(手順3)終了しました」のチェックをはずす。

 〇手順4「レセプト作成済みに設定」ボタンをクリックする。(全員作成済みに変わる)

 〇手順3の「(手順3)終了しました」のチェックをする。

 〇「完了しました」ボタンをクリックする。

Q16. 支払基金、国保連合会からの振り込み金額を確認できる帳票はありますか

請求業務>ステップ3 の 支払基金タブ、国保連合会タブの[一覧印刷]ボタンにマウスを合わせると、リストが表示されますので「社保総括一覧」または「国保総括一覧」を選択してください。

Q17. ORCA連携しない(with ORCA)

プロキシの例外設定を確認してください

Q18. MAPsでアカウント追加したい(with ORCA)

ORCAで操作が必要。職員情報よりオペレータID追加し、

IDは*(医師1、看護師2、事務4) ●●●●(4桁)

初期パスワードはログインIDの5桁初回ログイン時に再設定が必要

この職員であればログインID:44001 初期パスワード:44001

管理者IDで環境設定、メンテナンスメニュー

上記チェックONの情報を取り込みで作業終了となります。

Q19. ORCAにレントゲンの部位コードが反映されない

事前にORCAでマスタの登録が必要になります。

Q20. MAPsで入力した用法がORCAでエラーになる

用法マスタはMAPs搭載マスタを使用します。

用法はすべて、ORCA側に「008500000」のコードのコメントで連携します。

カルテから飛んできた院外処⽅の内容なのですが、用法がコメント (008500000)で入ってくるため、事前にORCA側でマスタの登録が必要となります。

点数マスタより該当診療⾏為コードの登録をおこない、展開をお願いいたします。

ORCAにおいては服用法がコメントとなる為、2次元バーコード出⼒を⾏った場合、服用法はコメントで出⼒されます。

不都合がある場合は、運用提案としてMAPsで出⼒することも可能です。